将来の彼氏様


「あのっ!どこへ行く気ですか?!てゆーか、名前は?」


私は歩くのに必死になりながらも、男の人に言った。


「へぶっ」


私がそう言うと、男の人はいきなり止まって私は思いっきり、男の人に突っ込んだ。


「ここ」


男の人が小さく呟き、私は男の人が見ている方を見た。


「え、公園?」


そこは、家からちょっと離れたら小さな公園。


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