将来の彼氏様


私は無言のまま2階に登る。


「あ、美憂おかえり」

「ただいまーあ、お母さん私お昼友達と食べるね?」

「作るまえでよかった~遊んでくるの?」


遊んでくるの?かぁ・・・?


「うーん・・・まぁそんな感じ」

「そっかーあ!お金は?」

「一応ちょーだい」


私はそう言いながらてを出す。


「はいっあまり遅くなんないでね~」


お母さんは私の手にお金をのせてそう言った。

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