俺と初めての恋愛をしよう
今日子の気のせいか、後藤が視線を合わせようとしない。
後藤がお風呂に行くと、散らかしていた物を片付け、髪を乾かす。
綺麗と言われているこの髪は、毎日つげの櫛と椿油を使いブラッシングしている。
今日は何も用意がない。仕方なく丁寧にタオルで叩く。
乾かし始めると、お風呂から上がった後藤がドライヤーと櫛を持ってリビングにきた。
初めて見る男性のお風呂上りの姿。後藤の洗い髪姿も素敵で見とれてしまう。
「こっちに座れ」
後藤が手招きをする。
ソファに後藤が座り、ソファを背もたれにするように今日子が座った。すると後藤がドライヤーのスイッチを入れて、今日子の髪を乾かし始めた。
「ぶ、部長!自分でやります」
後を振り向き、ドライヤーを後藤から取ろうとすると、すっと手の届かない高さに上げられる。
「俺がやる。前を向いてろ」
後藤は今日子の髪を乾かしながら丁寧にブラッシングをしていた。
とても気持ちがよかった。もっと、もっと後藤が好きになる。
「さ、これでいいか?」
乾かし終わり確認する。
「ありがとうございます」
「そうか、よかった。今日子の髪を乾かすのは俺だけだ。俺が初めて乾かした男だ、わかったな」
背後から抱きしめ、耳元で囁く。
「はい」
「さあ、もう遅い、寝るとするか」
「はい」
後藤がお風呂に行くと、散らかしていた物を片付け、髪を乾かす。
綺麗と言われているこの髪は、毎日つげの櫛と椿油を使いブラッシングしている。
今日は何も用意がない。仕方なく丁寧にタオルで叩く。
乾かし始めると、お風呂から上がった後藤がドライヤーと櫛を持ってリビングにきた。
初めて見る男性のお風呂上りの姿。後藤の洗い髪姿も素敵で見とれてしまう。
「こっちに座れ」
後藤が手招きをする。
ソファに後藤が座り、ソファを背もたれにするように今日子が座った。すると後藤がドライヤーのスイッチを入れて、今日子の髪を乾かし始めた。
「ぶ、部長!自分でやります」
後を振り向き、ドライヤーを後藤から取ろうとすると、すっと手の届かない高さに上げられる。
「俺がやる。前を向いてろ」
後藤は今日子の髪を乾かしながら丁寧にブラッシングをしていた。
とても気持ちがよかった。もっと、もっと後藤が好きになる。
「さ、これでいいか?」
乾かし終わり確認する。
「ありがとうございます」
「そうか、よかった。今日子の髪を乾かすのは俺だけだ。俺が初めて乾かした男だ、わかったな」
背後から抱きしめ、耳元で囁く。
「はい」
「さあ、もう遅い、寝るとするか」
「はい」