誰も信じない
「やべ!俺、午後一番に行かなきゃいけないところがあったんだ!じゃあな。」


そう言うと、新田はさっさと走って会社に戻った。



私は『じゃあな』って言葉が嫌い。学を思い出してしまうから。もう『終わり』に感じてしまうから。

新田さんはそんなつもりはないんだろうけれど、それでもやっぱり『じゃあな』って言葉は大嫌い。





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