誰も信じない
その日は仕事に集中できなかった。

『あんな父、ほっとけばいいのよ。』

心でそう思うのに、なぜ私は葛藤しているの?私が家を出てから、ずっと連絡もしていないし、両親だって心配なんかしてなかったのに。



気づけばもうお昼だった。




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