誰も信じない
ポタッ


路上に水滴が落ちた。

よく見たら、新田さんの下に水滴が落ちた。


「新田さん?」


沈黙に耐え切れなくて、私は声をかけた。



ふわっ


突然、何かに包まれた。





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