誰も信じない
もうすぐお昼休みが終わる。

私はロッカールームに移動して、こっそりメイクを直した。泣いた跡を消してから、トイレへ行って鏡の前で本当のメイク直し。



午後、新田の姿はなかった。メールの返事も来なかった。



やっぱりそうだよね。

信じた私がバカだった。





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