誰も信じない
「おはようございます。」


会社の人以外と、全く付き合いがない私は、結局信じてみようと思える人が、できないままでいた。


「橘さん、コーヒーお願いしていいかな?」


声をかけられたから、そっちを見たら営業の…何て名前だっけ?まだ入社して三ヶ月ってのもあるけれど、会社の人と飲みに行かないから、名前を覚えられないでいた。





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