誰も信じない
美穂!しっかりして!

あなたは誰と付き合っているの?

もう晃一とは別れたはずでしょ?

今は一樹と付き合っているんでしょ?



ならば、晃一は忘れないとダメ!



そう自分に言い聞かせ、私はベッドに横になった。

薄暗い部屋へ、カーテン越しに月の光が差し込む。



私はなかなか眠れなかった。







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