だから君を好きなんだと思う…*
影を追って…

仲良くなってすぐに…もう、修了式…。


きっと、私だけだと思うけれど、


『来年も、一緒がいぃな』って、ずっと思ってた


3年生は、クラスが離れてしまいました。


私が、クラスの代議委員になって、


ずっと、話せない日々が続きました。


5月21日の体育祭の終了後、下駄箱で瑛二が待っててくれて居ました。


瑛二が、女の子を好きになる事は、小学生の頃から一度しかなくて、


冗談で帰る事なんて、もっとあり得ない事だから、
信じて良いのか分からなかった…。


5月22日、体育祭の閉会で午前が、学校でした。


瑛二が近くを通ったのに…*

バイバイできなかった自分が、すごく。

元気がなかった。

その時、初めて、
『この人が、本当に好きだ』って気づきました。


家に帰って、瑛二に電話して…。

『もしかしたら、分かってると思うけれど、好きです。付き合って下さい!』


これだけ言うのにも…精一杯になりながら、告白した

今日じゃなきゃ、言わなきゃ、いけない気がして


「うん。…いぃよ。」

それだけ言った瑛二の声を聞いて、

『本当に…いぃのかな?』って思ってしまった。


けれど、きっと、瑛二なら大丈夫。

意味がわからないけど、

そんな気がして、電話を切った…。
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