だから君を好きなんだと思う…*

影を追って…

影を追って…

お互いに忙しく過ぎた毎日が、今はもぅ半年も続いていた。


サッカー部が、いつも休憩する石段に座った


瑛二が、「寒いねぇ」って言いながら近寄ってきてくれた


しばらくして、瑛二の手の感覚が、私の手の上に重なって…、


初めて瑛二と、手を繋いだ

瑛二が、自分から、こんなに好きだって伝えてくれるなんて、思ってなかった


推薦入試のシーズン。

進路の話をした。瑛二は、サッカーのために、地元を離れて、遠い高校に通うと話してくれました

複数な気持ちに達した時、
「ゆぅ、そろそろ帰んないと、ヤバいよね?」

『あぁ〜。ほんとだぁ』

瑛二が、頑張ってくれたから、何かしたくて…

瑛二にゆっくり近寄って、抱きついた…*

瑛二は驚いてて、何も言わなかった…

「ゆぅ、」

『んっ…?』

『瑛二を見れないのに″』って思ってたら。

瑛二が私を抱きしめるのを止めた。

『ねぇっ、マフラー…』

「マフラー…?」

状況が分からなくて、ぼんやりしてた時。

瑛二が、鼻までぐるぐる巻きにしたゆぅのマフラーを少し下げて

キスをした…。

『緊張したー』

顔をすぐにそむけた瑛二に、愛されている実感がわいた…。


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