俺たち男という生物(もの)は。




「確かに可愛いけどさ、
お前のタイプじゃなくね?」

「は?」


突然の俺の発言に
翔は目を丸くして聞き返した。


「お前、俺のタイプ
知ってんの?」

「や、別に興味ないけど。
お前がよく借りてるAVのは、
エロかっこいい系が多っ…」


司と翔に、
同時に頭を叩かれ
俺の言葉は遮られた。


「お前なぁ……!
それとこれとは関係ない
んだよっ‼」


翔はやけになって言った。










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