俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!
「流星モテるじゃん。女子にいつも囲まれててさ、そういうのが調子にのってるって、お前みたいな男が1番嫌いって言い切ってたらしいよ」


俺みたいな男が・・・・・


1番嫌い?・・・・・。


「か、関係ねぇよ・・・・・あの女にどう言われようがどうでもいいし、俺、女の子には不自由してねぇから」


あいつにどう思われようが・・・・・関係ねぇし。


そう、関係ないよな?


女から言われたことないような言葉や態度に少し動揺しているだけだ。


それだけ・・・・・だよな?


「じゃあ、俺は練習戻るわ。ま、そんな感じらしいから、頑張れよ!流星!!」


優太は軽く手を振って戻っていった。


1人取り残された俺は、


「ちっ・・・・・」


苛立った気分のまま足早に家へと帰った。
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