俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!
そして放課後。


約束の放課後になった。


「じゃあな。またな」


「また明日!」


1人、また1人・・・・・教室から出て行く。


東条香織は部活のジャージに着替えるためか、


「すぐ・・・・・戻ってくる・・から」


と、言って出て行った。


俺はぼんやり教室から外を眺めた。


窓から吹き抜ける風は、初夏を思わせる。


その少し生暖かい風は、


夏がもうすぐそこまで来ていることを感じさせる。


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