俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!

笑顔と幸せ

「じゃあ、また明日!」


「うん。明日ね」


香織の家の前で2人で手を振り合った。


もう目が合っても反らされることはない。


香織は俺の目を真っ直ぐに見つめてくれる。


その大きくて澄んだ色をした瞳は俺だけを映してる。


そんなことだけでこんなに嬉しいよ。


初めて好きになった子が香織でよかった。


なんだか不意にそう思った。


香織の姿が見えなくなるまで、手を振った。


こんな俺・・・・・今までじゃあり得ねぇな。


いつの間にかすっかり香織にはまってる俺。


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