俺は黒船☆お前の鎖国を解いてやる?!
東条香織は授業中、一度も俺の方を見ることはなかった。


他の女の子の視線はあちこちから感じるのに、


隣の席からは一切それを感じることもなく、


反対に俺の方が気になって、チラチラと東条香織を見ていた。


なんか調子が狂う。


なんだよ、こいつ。


緊張してんのか?


俺のこと、気にならないの?


無表情のまま、黒板の文字を書き写す東条香織。


気にいらねぇ・・・・・。


何故かイライラして、


そして俺は決意する。
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