未来GIRL
「くそっ、悪徳医師め」


「しょうがないわ。彼らもリスクを抱えてるわけだし」


「じゃあ無理か・・・」


変わってやりたい。心からそう思った。


ユイが良くなるならオレはどうなっても構わない。


その気持ちを汲んだのか、ミチルが助け船を出した。


「大金を手に入れる方法もないことはないわ」


「どうすればいい?」


ベッドから起き、早口で訊いた。


瞳が輝くのが、自分でもわかった。
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