未来GIRL
静かな病室
うとうとしてるとドアが開き、お母さんが戻ってきた。


目をこする私に、
「ユイの言うとおり、星神さんってステキな方ね」と言い、悩みがない人みたいにニコニコ笑ってる。


でも私にはわかる。


無理して作った笑顔だ。


目の奥は哀しいままだし、それに泣いた跡があるもの。


小さく咳払いしたあと、思い切って言った。
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