最恐少女 ~伝説の修羅再び~



着崩れたシャツのボタンを外していると、テーブルの上に置いていたケータイが静かに光った





「……」




画面には、一言『爽』の文字




オレは通話ボタンを押した





『…あ、蓮?』



「ん…」



『なんだよ、また寝てたのかよ!!もう昼だぞ?』



チラッと部屋の時計に視線を投げる



「悪ぃ」



『ったく、今日11時に倉庫集合って言っただろーが。


早く来い、もうみんな待ってっぞ』



「ん…」





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