最恐少女 ~伝説の修羅再び~
私が最後の生き残りなのに…
今までの修羅の仲間に申し訳ない。
「ちくしょ、悔しい…」
手を空にかざして、そしてギュッと握る。
カンナ、強かったな…
あれだけの実力者がいたなんて、
さすがは李亜の刺客といったところか。
私が知らなかっただけで、
レオもカンナも李亜も、きっと相当強いんだ。
恐らく今の私なんかよりも…
そう考えると尚更李亜は裏切れない。
悲しいけどそれが現実。