最恐少女 ~伝説の修羅再び~



-バタン




静かな音を立てて、レオはモニタールームを出て行った。







「レオ様は、変わられたな。」



「ああ…残酷で冷酷な人間だ。」






レオがいなくなると、部下たちが次々とそんな言葉を口にする。








「……」






カンナはそれを黙って聞いていた。












「…。」





ふと目を伏せる。






だがすぐに、何かを覚悟したようにカンナは目を開けた。









-バタン






カンナも静かに、部屋を後にした。































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