最恐少女 ~伝説の修羅再び~
18 レオの企み
蓮に抱きしめられた体制のまま、
ゆっくりと声のした方に顔を向けると…
「か…
カンナ…!?!?」
視線の先には、少し離れたところで私たちを観察しているカンナの姿が。
「な、何でここに…!!」
私は反射的に蓮の胸元を押し返す。
「…っ!!麻生、てめ…!」
「あ、ごめんっ!!」
ケガしてたの忘れてた…
そんな私たちを、カンナは冷ややかな目で見つめていた。
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18 レオの企み