最恐少女 ~伝説の修羅再び~
「ななの圧倒的な戦闘能力を組み込んで作った、新しい人造人間よ。」
「……」
一瞬、目の前が真っ暗になった。
私のこの力のせいで、数多くの人が死ぬ…?
「そん、な…」
今にもショックと絶望で気を失いそうになる私の肩を、蓮が力強く抱き締めてくれる。
「蓮…」
「李亜が、そんな開発をしていたとはな。」
ふと、蓮はななに倒された、動かなくなってしまった神崎を見つめる。
「…止める方法はあるか?」
「あるわ。」