最恐少女 ~伝説の修羅再び~
『みんな、新しいお友達よ!』
とある小学校で、前触れもなく…
幼きその子は現れた。
『彼は何と、アメリカという外国のお父さんの息子さんなんですよ』
『……』
先生はクラスの子の興味を引き立てようとするが…
『髪の色、変なのー』
『目こわーい。変な色してるー』
『こら、みんな…!』
幼すぎる子供たちからしてみれば、
キレイな金色の髪も目も、自分たちとは違う「仲間外れ」にすぎなかったのだ。