最恐少女 ~伝説の修羅再び~



「あ、れ、蓮…!?」



そのまま蓮はみんな中心から私を引っ張り出すと、教室を勢いよく出て行く。







「あ、こらー蓮!ななちんを返せー!」



後ろでは翔の悔しそうな声




だがすぐにあきらめたように、






「いいかー、放課後までに教室来いよー!


みんなでパーティーの材料買いに行くんだからなー!!」





と付け足してきた。








う…



本当に私のパーティーやるつもりなんだ…。







だけどそれよりも…






「蓮、どこ行くの!?」






< 553 / 556 >

この作品をシェア

pagetop