高校でびゅーっすか!?




が、めげないのが俺だ!


牽制のように鋭い眼光を向ける早見の視線なんて、気……気にしないぞー☆

俺は早くも次なる作戦を実行する


「豚骨ラーメン、チャーシュー大盛り。」


「………替え玉は?」

「致し方ない、妥協しよう。」




そしてがしっと握り合う手と手

交渉成立




俺の財布には大ダメージだが、なんとか俺の高校生活は死守できたようだ



「しかたねぇな。
約束、守れよ。」

「わかってるよ!
お前こそ守ってくれよな!」



こうして、俺達は高校へと進んでいったのだった




< 10 / 21 >

この作品をシェア

pagetop