高校でびゅーっすか!?
いきなり先行き不安になりました
「早見。」
「あ?」
「あ?、じゃねーだろ…!!!」
「……………めんどくせ。」
「約束守れよ!!」
早見は不慣れなメガネがずり落ちてくるのを、面倒くさそうに上げて俺を睨む
「みろ…!
誰にも注目されない…なんて素晴らしいんだ!!!」
「おい、バカ、注目あびてっぞ。
お前の寂しい発言で。」
「しまったあああああ。」
俺は早見をひっぱって、体育館裏に連れていく
「なんだよ、こんなとこ引っ張ってきて。
告白か?」
「ちげーよ、ばか!!」
「バカがばかって言うな、バカ。」
「うるせーよ!
ば…ってもういいよ!
早見、約束は忘れてないよな?」
「………………さぁ?」
「間!!
嘘つくにしても間あけるなや!!!」
俺は荒ぶったことにより、乱れた髪を早見がげんなりと見つめる中整えて大きく息をつく
「いいか、早見。
いまから新学期だ、絶対問題おこさないでよ?
誰かに話かけられても睨まない、凄まない、わかった!?」
「…へーへ。」