高校でびゅーっすか!?




〜30分後〜


「ぜーはー、おっ…終わった。」


俺は肩で息をしながら制服の埃を払う


「あっ…あいつらけっこー強かったし…、はぁはぁ。」

「ん…ぁ?
5分じゃなかったのかよ、ばか。」


「うるっせー!
ちょーし悪かったんだよ!!!」


また…、早見の評判を高めるようなことをしてしまった………



そう、こいつがまともに戦うのを俺はまだ見たことがない

いつもかつも、俺はこいつの戦場に引っ張られては戦わされる毎日


いつもこんな展開で大量に相手するのは俺

しかし、他の奴らは俺が倒していることを知らないので、こいつが倒したことになり、こいつの評判が上がるのだ


「俺って損な役回りばっか…。」


しかし、早見…本当に強いのかよ

本当は弱いんじゃねーの?

つき俺はニヤニヤしてしまうと、すかさずそこにパンチがとんでくる

「なにしやがる早見!!」

「いや、こっちむいてニヤニヤして気持ち悪かったから。」

「正論ですが、殴らなくてもいいでしょ!?」




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