わたしががんばっても。
「も…別れる」
「え?どうしたの麻琴!!」
あの後1日、わたしの元気がないことを見ぬいた恋ちゃんは恋ちゃん家に強制連行させた。
「いくらわたしががんばろうって思っても、もう…終わってたんだって…。」
「は…?どういうこと……??」
恋ちゃんは動揺してた。
「もう…辛いのっ!!」
声を荒げ泣くわたしを恋ちゃんは抱きしめた。
「…分かった。もう…聞かない。アンタが話したくなるまで待つ。」
そのあと、2人で泣いた。
稜にメールを送る。
前はあんなにも楽しかったメール。
もう…これが最後。