わたしががんばっても。
「だか…って言っ…」
隣のお姉ちゃんの部屋からどなり声が聞こえた。
この声はお姉ちゃん。
前も泣いてたし何かあったのかな?
コンコン
「お姉ちゃん?」
お姉ちゃんはベッドの上で泣いていた。
だけど私が入ってきたことに気づいて、笑ってベッドからおりた。
「大丈夫??前も泣いてたみたいだし…何か「もー、ごめんね。でも気にしなくていいよ。今日デートでしょ?行っておいで。」
お姉ちゃんは部屋のドアを閉めてしまった。
「お姉…ピーンポーン
もう17時か…。
わたしはお姉ちゃんを気にしつつデートに行った。