記憶少女
「だからお前と俺は……っだよ!!」
「なんで」
「それを聞かれたってな…」
「ゆーっ…ちゃん!!」
「…っくん!!」
「邪魔するなよ」

「好きだよ」

「だーいすき!!」

「好き」

「好きです。」

「好きだ」

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由『だっ…』

今のは誰だったんだろう。
窓から風がかすかに吹いていた

由『待って』

私は何故だか窓に向かって
窓から飛び降りようとした。

兄「由紀!!」
由『なに?』

なんで邪魔って三階だからか…
私だったら平気だよ

兄「飛び降りるなよ」
由「『やだ…』

スッ
ガサ…こういう事なのか。

「ドカ…ッボコ…ガバッ」
「や…め…っ…ハアハア…ろ」
「もうそれが限界なんだ…」

助けなきゃ!!

「やめなよ!!」

だれ?小さい男の子だなっー。
ってあの子後ろ

由『危ない!!』

スッ…ガシッ!!

「僕をなめないで欲しいなー☆」
「柊先輩!?」
柊「今更気付いたんだ☆」
「三年S組近藤 柊…」
柊「僕が噂の近藤柊だよ☆」
「「「逃げるぞ」」」
柊「あーあ…逃げちゃった…」

なにこの可愛い人間は…

柊「怪我ない?ゆーきちゃんっ☆」
由『大丈夫だけど…柊君は?』
柊「あるわけなーいじゃんっ!!」

…嘘

由『腕かして』
柊「なんで?」
由『たっ…たてない//』
柊「いいよ、はい☆」

私は柊君のシャツを捲った。

由『ほら~…』
柊「う…バレちゃった☆」
由『てかなんで私の名前知ってるの?』
柊「有名じゃん、男子校に女子一人。恋愛小説みたいって話っ☆」
由『どうせブスがきた~みたいなのでしょ』
柊「違うよ!!(鈍感だあ…笑)逆の事」
由『へえ…はい、完成。』

柊「いつの間に!?」
由『はい。んじゃ』

私は柊?君に腕をつかまれた

柊「気に入っちゃった☆CHU」
由『なっ//////』

柊「じゃーね☆」

一体何者なのかな…
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