淡夢【短編集】
次の日の休み、俺と香澄はネオン街でデートをすることにした。



ネオン街はクリスマスを過ぎても、年末ということもあり、賑わっていた。



デートの後、帰りの電車の中で香澄は俺に何か言った……


「今なんて言った?」


「別にぃ」


香澄はニヤニヤしている。



俺は少し怒ってるかも……



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