淡夢【短編集】
第三話 太陽と涙……22



ここは僕が生まれた砂漠の王国。


国から一歩でも外に出れば、そこには広大な砂漠が広がっている。


時々、この国は僕には少し狭すぎるように感じていた。


でも僕はこの国に生まれてよかったよ。


彼女に……サナに出会えたのだから。



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