私と彼とカレとワタシと
「もしもし…。
えっ…?
母さんが…?!」
電話を切った後
レンくんは一目散に部屋を出て行く。
「レンくん…⁈」
「ちょっ…
お前どんなにしたんや?!」
内規くんが
レンくんの腕をつかむ。
「お前
命狙われ取るんやで!? 」
「それでも
行きたいんだ!」
レンくんは
内規くんの手を振りほどく。
すると
ドロップさんが扉を開ける。
「私が
その場まで案内します。
車へお乗りください。」
「さすが
俺が認めた執事だ。
やることが早い。」
ダイゴさんが
ポツリと呟いた。