人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・



「ねぇ・・・、その男はそんなにいい男だったの?」



「うぅ~ん・・・。ワタシは、余り好きなタイプじゃないけど・・・。顔は確かに、イケメンだった。性格は・・・、女たらし・・・かな?」



「なんとなくイメージできたよ・・・」



ようするに、私の好きなタイプじゃないってこと。



特に、女たらしは大嫌いだ。


大嫌いな分類に入る男を自分から誘うなんて・・・

その時の自分を呪いたい。


でも、どこか引っかかる。

なぜだろう?

今までは、過去に寝た男のことなんて、万里紗からどう言う状況になりそうなったのかだけ聞いて、終わりだ。

でも、今回のは気になる。


どうしてだろう?



< 16 / 234 >

この作品をシェア

pagetop