人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・
どこか安心しているような、
昔からの友達と接する時みたいな、
自然な表情。
それが、俺に向けられたものでなく、見ず知らずに男に向けられていることに腹がたった。
悔しい!
と思うけれど、自分には何もできない。
仕方なく、林と輝がいるところに戻った。
二人は、お腹が空いたとか言って、愛美のことを気にする様子もなく、奥にあるフードコーナーに行った。
俺も二人の後をついていく。