令嬢と不良 ~天然お嬢様の危険な恋~
次の日。
あの後、私は松本さんにオーケーのお返事をした。という事で、今日は松本さんと初の、と言うより人生で初のデートの日だ。
もちろん、ママには昨夜の内にデートの事を話してある。ママは喜んではくれたけど、心配そうな顔でお酒はダメとか、遅くまでお付き合いしちゃダメとか、注意事項をいくつか言われちゃった。
絵理といい、私ってそんなに信用がないんだろうか……
最後の講義がようやく終わり、絵理と校舎を出ようとした時、バッグの中で私の携帯がブルブルと震えた。
きっと松本さんからのメールだ。どんな内容なんだろう。時間や場所の変更かしら。まさか、中止なんて事はないよね?
瞬間的にそんな事を考え、慌てて携帯をバッグから取り出してみると、メールの着信には違いないけど、松本さんからではなかった。
「誰から?」
「俊樹さんだった」
あの後、私は松本さんにオーケーのお返事をした。という事で、今日は松本さんと初の、と言うより人生で初のデートの日だ。
もちろん、ママには昨夜の内にデートの事を話してある。ママは喜んではくれたけど、心配そうな顔でお酒はダメとか、遅くまでお付き合いしちゃダメとか、注意事項をいくつか言われちゃった。
絵理といい、私ってそんなに信用がないんだろうか……
最後の講義がようやく終わり、絵理と校舎を出ようとした時、バッグの中で私の携帯がブルブルと震えた。
きっと松本さんからのメールだ。どんな内容なんだろう。時間や場所の変更かしら。まさか、中止なんて事はないよね?
瞬間的にそんな事を考え、慌てて携帯をバッグから取り出してみると、メールの着信には違いないけど、松本さんからではなかった。
「誰から?」
「俊樹さんだった」