仮からはじまる
8
「まあ、ありがとな。おまえの言葉、助かったよ」
言いながら、また笑ってくれたの。
う…。
なんでそんなに優しく笑うの?
しかもしかもっ!!
ありがとうって言われた…。
お礼を言うのはいつもあたしの方なのに…。
そう、結城真一にはいつも感謝してるわ。
顔は怖いけど、本当はいつも心配してくれて。
優しいのをあたしは知ってるから、怖いだけじゃないって思うけど。
それを人に説明するのは難しいし、うまく伝える自信もない。
でも、それもあたしだけが知ってる特別なこと、なのよね?
結城真一のことが好きかも…。
なんて意識しちゃって、急に恥ずかしくなるけど…。
でも、もっと笑ってくれたらいいのに。
と、思うの。
言いながら、また笑ってくれたの。
う…。
なんでそんなに優しく笑うの?
しかもしかもっ!!
ありがとうって言われた…。
お礼を言うのはいつもあたしの方なのに…。
そう、結城真一にはいつも感謝してるわ。
顔は怖いけど、本当はいつも心配してくれて。
優しいのをあたしは知ってるから、怖いだけじゃないって思うけど。
それを人に説明するのは難しいし、うまく伝える自信もない。
でも、それもあたしだけが知ってる特別なこと、なのよね?
結城真一のことが好きかも…。
なんて意識しちゃって、急に恥ずかしくなるけど…。
でも、もっと笑ってくれたらいいのに。
と、思うの。