輝き〜美亜side〜
『ぅう………ま、ヒック………真穂ー……グス……………じ、自分でもね……………分かんないのー……………わ、分かんないのぉお……ヒック……真穂?
何が正しいのかなー………グスッ………
私は、、、……ヒック…ヒック…どうすればいいのぉぉ…』

自分でも何て言ってるか分からなかった。
なのに、
真穂はうんうんと言ってただただ聞いててくれたんだ…。

「自分の事はね自分で決めなきゃ、そうでしょ?
じゃなきゃ美亜、後悔するよ?」

真穂は私の肩を抱きながら優しく、そして目をしっかりとみて、意思を強くもって…そう言ってくれたんだ。

『でも、でも自分でもどうしたらいいのか分からないんの…。ヒック…
何が正しいの?
どうすれば一番楽なのかな…』

「美亜……

人生にね、近道なんてありはしないよ?どんな道でも試練はあるんだ…。

それにね、何が正しいかなんて誰1人、分かりはしないんだよ?
例えそれが間違っていても努力したんだったら…
それが結果でしょ?やらないよりかはいいでしょ?


後悔だけはしてほしくないんだ……

大事な大事な美亜に
後悔だけはしてほしくない…。
お願いだから悲しまないで?ずっとずっと笑ってて?
心の底から笑ってて。
美亜にはそれが1番似合ってるから…。」

最後は、真穂まで涙を流してこう言ってくれたんだ。

「私は何で美亜が悩んでるかなんて分かんないよ。
でもね、もう答えは出てるんじゃないかな…」

と────


ありがとう、
本当にありがとう。
何でかな…スーっと
気持ちが軽くなったんだ。
真穂の言葉1つでこんなにも気持ちが軽くなったよ、本当にありがとう…。



真穂は本当に私の心友だよ…。大好きだよ…ずっとずっとこれからも、私たちは一緒だからね?
どんなに離れていても
私の心友は真穂だよ。

真穂こそ、ずっとずっと
この先ずーと笑顔でいてね。真穂にはそれが1番似合ってるから…。





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