初恋草



「ごめん……のぼせたっぽいから、先上がるね…」


と、一言早希に伝え、脱衣場に戻った。



「ふぅ……」



と、ため息をこぼしながら、下着を履き、その上にホテルの浴衣を着る。



そして、帯を巻いたところで、あたしの意識は途切れた。





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