初恋草
―純夜side―
マジかよ……
このタイミングで寝るか?
フツー。
まぁ、コイツらしいけど。
「おやすみ、華純」
眠ってしまった華純の頭を撫で、俺は部屋の電気を消した。
さて…
俺はイスで寝るか…。
(↑キスとかもろもろやっちゃってるくせに…中途半端だな)
明日はたぶん、高坂がこの部屋に戻るはずだ。
そんとき、男の、しかも彼氏の友達が寝てた布団なんて嫌だろう。
それに俺には、女の寝込みを襲うというシュミはない!
でも、寝心地悪そうだよなぁ……。
―純夜side―終わり