初恋草
「お母さん、お茶の準備してくるわね♪」
そして、パタパタの階段を降りていった。
放心してるあたしを残して。
どうしよう。
あり得ないんだけど!
恥ずかしすぎる!
仕方ないないので、ドアを閉めた。
後ろで斎藤がクスクスと笑っている。
「お前の母さん面白いな(笑)」
「笑い事じゃないよ...
恥ずかしすぎる!」
「まぁまぁ。
とりあえず、座れよ」
ポンポンと斎藤は、自分の隣を叩いた。
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