初恋草



首筋、腕、肩、背中……



斎藤はあたしの身体に赤いアザを残していく。



そのたびに、あたしの身体は熱くなって、力が入らなくなる……。



チリ…っ


「…ん…っ、ぁ…」



「…なんで声押さえてるの?…もっと聞かせて」




そして斎藤は、あたしの首筋に噛みついた。


噛みつくって言うより、甘噛みだけど……


斎藤のせいで、あたしの身体はもうヘロヘロ……。

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