初恋草



「…ねぇ、これホントにいいの?」



自分で着けるやつだから、自分で買おうとしたんだけど……

斎藤がそれを拒み、結局斎藤が買ってくれたのだ。


「いいって言ってんだろ?
ありがたくもらっとけ」


「う…うん…」



あたしは、少し大きめの袋を担ぎ直し、斎藤と2人で歩いていた。



けど、さっきのこともあって…



まともに顔が見れません////!!!!

< 52 / 213 >

この作品をシェア

pagetop