青のキセキ
美空と食事に行ったときのこと。
俺のことを『課長』としか呼ばない美空。そんな彼女に、いつまで課長と呼ぶのか聞いてみた。
彼女からの返答は...。
違う呼び名にすると、会社でも、つい呼んでしまうかもしれないから...ということで、このままでいくことになった。
確かに、美空のことを『遥菜』と呼ぶことに慣れてしまったら、会社でも、そう呼んでしまうかもしれないと思った。
そのほかにも、徐々に増えていく俺たちの秘密のルール。
美空には辛い思いをさせてるのかもしれない。
美空を守ってやれるのは、俺だけなのに...。