青のキセキ
そんなある日のことだった。
その日は土曜日。午前中はアポをとっていたクライアントの所へ行き、その後夕方まで会社で仕事をした後、午後6時にいつものシティホテルへ。
いつものように、先に俺がチェックインを済ませ、美空へルームナンバーをメールする。
6時半過ぎに美空がやって来た。
部屋へ入って来て俺に微笑みかける彼女の唇を素早く奪う。
彼女の柔らかな唇をゆっくりと味わいながら、舌を彼女の口の中へと押し入れる。
二人の舌が絡む音。
全裸でベッドに横になる俺達。
俺の愛撫に応えてくれる美空が可愛くて、もっと苛めたくなる。
俺が与える刺激で濡れる彼女の身体に、俺の欲求はさらに過熱する。
彼女を思いっきり貪る。
もっと、もっと欲しくなる。
愛しい女の甘い声が俺を駆り立てる。
愛してる。
彼女の耳元で呟きながら、俺は、ひたすら彼女を求め続けた。