青のキセキ
美空の甘い声が部屋に響く。
こうして、肌を重ねるのは何度目か。
他人の肌が気持ちいいと思うのは、それだけ美空を愛しているからか。
美空の嬌声、吐息が俺をさらに欲情させる。
髪の1本1本までもが愛しい。
俺の愛撫に応えるかのように、段々熱を帯び、反応する美空の身体。
滑らかな肌。柔らかな感触。
美空の白い肌がピンク色になるのを感じ、俺の興奮が高まる。
「もっと、俺を感じて」
体中に触れ、キスをする。
身体の奥底から愛しさがこみ上げ、彼女の濡れた唇を塞ぐとともに、一気に彼女を貫いた。
そして、彼女の濡れた肌を感じながら、律動を繰り返す。
愛してる。
そう囁くとともに、激しく美空を求める。
美空が汗ばむ身体を弓なりに反らす。
美空への想いが強すぎて、俺も手加減できない。
このままじゃ、お前を壊してしまうかもしれない。
ていうか、俺の方が壊れてんのかもな。
こんな日に、お前を求めてしまうなんて。
このまま二人で堕ちるとこまで堕ちようか...。
美空を想い、俺は美空にその想いをぶつける。
愛してる――――。