青のキセキ
公私共に順調で、綾ともうまくいってたし、自然な流れで結婚した。
結婚後、綾は退職。専業主婦として、俺を支えてくれた。
綾は、すぐに子どもを欲しがったが、なかなか出来ずに夫婦喧嘩が増えた。そんなときに九州支社に転勤の話。
綾は知らない土地に行くのを嫌がり、結局、俺は単身赴任することになった。
やっとこっちに戻れたと思ったら、思いがけずに課長に昇進。
朝は早いわ、帰りは遅くなるわで、会社近くにマンションを借りた。
綾がイライラするのも分かる。
周りは子どもがいる友達がほとんどで、子どものいない綾は肩身の狭い思いをしているらしい。
ただ、こればかりは俺にはどうしようもない。
結婚して6年。単身赴任してたとはいえ、お互いに行き来はしてたから、夫婦生活もそれなりにあった。
が、未だに子どもが出来ない。
散々悩んだ挙句、不妊治療を始めることに決めたものの、俺も仕事が忙しく、なかなか一緒に病院に行けないことに、綾の怒りが爆発。
『仕事と私、どっちが大事なの!』
そんなドラマのような台詞を言われても、仕事しなければ生活が成り立たない。
家のローンに加えて、マンションの家賃、その他の生活費等、仕事してるからこそ、生活できてるというのに。
そんなことでイライラしながら、ラ・ヴェールの入り口を入ったときだった。
美空遥菜と出逢ったのは...。
結婚後、綾は退職。専業主婦として、俺を支えてくれた。
綾は、すぐに子どもを欲しがったが、なかなか出来ずに夫婦喧嘩が増えた。そんなときに九州支社に転勤の話。
綾は知らない土地に行くのを嫌がり、結局、俺は単身赴任することになった。
やっとこっちに戻れたと思ったら、思いがけずに課長に昇進。
朝は早いわ、帰りは遅くなるわで、会社近くにマンションを借りた。
綾がイライラするのも分かる。
周りは子どもがいる友達がほとんどで、子どものいない綾は肩身の狭い思いをしているらしい。
ただ、こればかりは俺にはどうしようもない。
結婚して6年。単身赴任してたとはいえ、お互いに行き来はしてたから、夫婦生活もそれなりにあった。
が、未だに子どもが出来ない。
散々悩んだ挙句、不妊治療を始めることに決めたものの、俺も仕事が忙しく、なかなか一緒に病院に行けないことに、綾の怒りが爆発。
『仕事と私、どっちが大事なの!』
そんなドラマのような台詞を言われても、仕事しなければ生活が成り立たない。
家のローンに加えて、マンションの家賃、その他の生活費等、仕事してるからこそ、生活できてるというのに。
そんなことでイライラしながら、ラ・ヴェールの入り口を入ったときだった。
美空遥菜と出逢ったのは...。