ボディーガード
雅人「マジだよ。さっきも言ったけど、朱里の腕は確かだぜ、そんなに納得いかないなら勝負してみるか」

雅人の口角が上に上がった
こいつもSだな

仁「そう、願いたい、俺より強かったらマネージャーにしてやる」

雅人「だってさ、朱里、いいか?」

朱里「了解」

雅人「こいつも強いから手加減しなくていいぜ」

朱里「ふーん」

今度は私が見下すように仁を見た
それに気づいたのか・・・

仁「怪我したくなかったら大人しく帰った方がいいよ。その綺麗な顔に傷がつくよ。あんたみたいに綺麗ならマネージャーより俺と同じ業界がいいんじゃねぇ?AVとかでもいけそうだな・・・」

朱里「生憎だけど今の私には興味ないことだわ…………どこで勝負しましょうか…雅人ここじゃまずいよね」

ムカツク感情を抑え冷静に言い放つ

雅人「やめてくれ、俺の城壊さないでくれ」

朱里「だよね」

どこにしようか考えていると

仁「俺ん家に来いよ。道場あるから」

朱里「決まりね。雅人、車廻して」

仁「その必要ないよ。俺の車がある。帰りは誰かに送らせる。」

朱里「OK」

私たちは仁の家へいや屋敷へむかった。

朱里「雅人、本当に本気でやっていいの?」

雅人「ああ、でも」

朱里「解ってるよ。顔は止めとくし仕事にも差し支えないように手加減するから安心して」

わざと仁に聞こえるように話してみると

仁「雅人さんこいつそんなに強いの。なんかさっきから聞いてると俺が負けるみたいじゃん」

雅人「ん、朱里マジで強いよ。お前でも敵わないかもな」

朱里「あのさ」

イライラを抑えながら言った。

仁「何?」

朱里「あんたがどんだけ強い知らないけど、着いたんだったら早く案内してくれないかな。私、ロスから戻って来たばかりで眠いんだよね。」
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