恋物語☆2
「わりぃ…ちょっとボーっとしてて。」
ボーっと、というか、春希のこと考えてたんだけどな。
「いいねぇカノジョ持ちは。
でも気をつけないと、今年は受験生だぞ!」
はぁ… と、大きなため息をはきながら千秋は言った。
受験生?そんなの分かってるさ。
「大丈夫だよ。恋をしたからって、俺の成績は変わっていないだろう?むしろ成績が上がった。だから大丈夫だ。」
そんなことを俺は思っていた。
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